塾講師の仕事で身につく「論理的思考力」
塾講師の仕事を通じて、様々な能力を高めることができます。
特に強調したいのが、
- プレゼンテーション能力
- コミュニケーション能力
です。
塾講師をやると、絶対に能力が育まれると言い切れる理由があります。
それは、「塾講師」の仕事は、生徒たちに伝わるように話す内容を簡潔に、丁寧に、順番までも考慮する、頭を使う仕事だからです。
視点を変えれば、日々の授業は、強制的にあなたの能力を高める環境(トレーニングジム)だということです。
塾講師を通じて「論理的思考力」を高める
生徒たちへいかに伝えるか・・・プレゼン力にせよ、コミュニケーション力にせよ、根幹を支える「ちから」は「論理的思考力」だと言えます。
「論理的思考力」はロジカルシンキングとも言われ、物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法です。
幅広いビジネスシーンで役立ち、業種や役職を問わず、すべての社会人が身につけるべきスキルの一つとされます。
もちろん、就職活動の面接にも多いにその価値を発揮するものです。
※知識として深堀りしたい方向けにオススメ本を紹介しておきます。
「5分で論理的思考力ドリル ちょっとやさしめ」
ソニー・グローバルエデュケーション (著)
- 問題の本質を読み取る「スキャン回路」
- これまで思いつかなかった方法をひらめく「クリエイト回路」
- 問題解決のために何をすればいいか逆算する「リバース回路」
- あらゆる可能性を洗い出す「ノック回路」
- 「こうすればこうなる」と手順を組み立てる「ステップ回路」
塾講師を通じて「論理の先」まで学ぶ
塾講師の仕事では「論理的思考力」が身につきますが、この力だけですべてを解決できるわけではありません。
人間は感情の動物だからです。
論理的に正しくても、時に逆らったり、怒ったりして真逆の方向へ進んでしまうことがあります。
そんな時に学ぶことは、「論理を超えた感情」です。
子どもたち、特に思春期の子たちは日々心情が安定しないものです。
学習コンディションが日々違います。状況を察知せず、単に論理的思考を駆使しても生徒に伝わるわけがありません。
時に論理を超えて、相手を認めてあげること、心を落ち着かせること、くだらないと思える日常会話にすら時間をかけるべき時があります。
たとえバイトでも、塾講師を一旦は志す人は「論理を超えた感情」まで深く学ぶことをオススメします。
AI時代と言われる今こそ、社会に出て絶対に役立つこと間違いありません。
まずは情報収集からです。
地域の求人情報誌で塾を探してもよいですが、バイトの求人募集サイト で検索するのが早くて便利です(※「塾講師」と検索すると多数の求人情報が表示されます)。
時給、勤務地、指導教科などの条件を確認し、フォームで申し込めば完了です。後日、人事担当者から返信があります。勇気を持って、面接にチャレンジしてみてください!
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